「アラビアンナイト」あらすじ その2
「アラビアンナイト」あらすじ その2
【ご注意】このブログはVIDEO-GOISのスタッフに向けて、クラシック音楽に親しんでもらい、作品のスキルアップを目指してもらうことを目的として開始されました。そのストックを公開しているもので、表現や内容、考え方について専門的なものではございませんのであらかじめご了承ください。
傷心旅行に出かけた二人。ある海辺の一本の木下で休んでいると、魔神がやってくるんだ。
めちゃくちゃデカい魔神なのでびっくりした二人は木に登って隠れて様子を見ることにします。
そしたら、魔神はめちゃくちゃ綺麗な女の人を連れているじゃないですか!いやいや、あんな魔神がなんでこんな美女連れているんだよ。それに引き換え俺たちは・・・。
みたいな感じだったかどうかは知りませんが、きっと胸中複雑だったでしょう。
この美女は木の上に隠れている二人に気がつき、魔神をヨシヨシして眠らせると二人に話しかけます。
そこの木の上にいる二人〜 降りてきなさいよ。 そして私を犯しなさいよ って。
さもないと魔神を起こしてあなた達を殺させます。
もう設定がめちゃくちゃだけど、二人は言われる通りにします。するよ 普通。だって殺されたくなし。美女だし。
ことが済むと彼女は自分の事を話し始めます。魔神にさらわれて今に至る事、そして魔神が眠っている間に570人の人と交じり合っていた事。
という事は、兄は569人目で弟は570人目になるのかな?って570って何?覚えてられるもんなの?この部分高校生の時は盛り上がりポイントでした。
そしてここでこの美女の名台詞が出ます。
「女を頼ってはいけない、信じてはいけない、女心は仇心(あだごころ)」
そうなんだね。仇心ね。男ってやられっぱなしだね
まあ俺の感想はどうでもいいとして、この二人はこの話を聞いて呆れてしまい、この魔神に比べたら自分達なんてマシだなという気がしてきて、よし戻ろう!そしてもう二度と結婚はせず、女どもにはわれわれのやり方を見せつけてやるぞ!とそれぞれの都に帰って行きました。
だけど、兄は完全に女性不信に陥っていて、宮殿にもどった兄はまず、妃と奴隷の首を刎ねちゃうんだ。結局殺すのね。
そして大臣に毎晩一人の処女を連れてこい!と命令します。次々に新しい妃を迎え一夜を共にし、翌朝には処刑するという蛮行を繰り返します。
そうする事で自分の心が傷つくことがないようにしようと思ったそうな。アホだね。
でも、三年続くと都から若い女性がいなくなってしまいます。
大臣は困ります。しかも恐怖も感じます。なぜかというと、大臣には2人の娘がいたからなんです。
状況を知っている大臣は、絶対に自分の娘を差し出したくないと思います。
こんな風に困っている父の姿を見ていた大臣の長女「シェエラザード」が「私が行きます。私なら大丈夫」と言って名乗り出るんだよ。
どうなる?シェエラザード。シェエラザードの運命はいかに・・・・。
続く。