くるみ割り人形のざっくりとしたあらすじ
くるみ割り人形のざっくりとしたあらすじ
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さて、くるみ割り人形の話ってみんな知ってるよね。知らない人がいるといけないから一応簡単に書いておくね。
「くるみ割り人形」はチャイコフスキーの3大バレエ音楽の一つにも数えられる大作なんだよ。ちなみに他二つは「眠れぬ森の美女」と「白鳥の湖」だね。
くるみ割り人形というのは人形の形をした「くるみ」を割る道具のことを指します。
クリスマスイブの夜、自宅でパーティを開催中に、少女クララ(マーシャ)はドロッセルマイヤーと言うおじさんから「くるみ割り人形」をプレゼントされますが、兄弟で取り合いになり人形はこわれてしまいました。ちなみにこの兄弟の名前はフリッツで別の演出では、クララとフリッツは恋人とか、ちょっとお互い意識しているとか、そんなロマンチックなものもありますが、2幕ではフリッツは出演機会がなく、クララは王子様といい感じに仲良しになるわけで、「おい!フリッツはどうした?」と突っ込みたくなるものもあります。
話を戻しますが、夜中に修理された人形を見にくると、クララの体は小さくなり人形ほどの大きさになりました。
そんな最中どこからともなく現れたねずみの大群とおもちゃの兵隊たちが戦争を始めます。おもちゃの兵隊のリーダーは、例のくるみ割り人形で、クララの助けもあっておもちゃの兵隊たちは勝利。
するとくるみ割り人形は王子の姿になっており、王子は助けてくれたお礼にクララをお菓子の国に招待。お菓子の国ではお菓子の国の女王「金平糖の精」にも歓迎されて宴が催されました。(「金平糖の踊り」はお菓子の国にて披露される)その後の展開は、夢から覚める「あー、なんだ夢だったのかぁ」というエンディングで幕を閉じます。
ざっくりすぎるあらすじですが、こんな感じです。色々演出があって、公演によって微妙に話が違っていますので、そのあたりも楽しめるのがこのバレエ「くるみ割り人形」なんだと思うよ。