【ご注意】このブログはVIDEO-GOISのスタッフに向けて、クラシック音楽に親しんでもらい、作品のスキルアップを目指してもらうことを目的として開始されました。そのストックを公開しているもので、表現や内容、考え方について専門的なものではございませんのであらかじめご了承ください。

オーケストラの人の給料ってどのくらいなのか？気になりません？

今回のお話は、日本のオーケストラで演奏することで生活収入を得ている人の話になります。音大を出て、厳しいオーディションにうかった、本当に一握りの特別な人たちの話になります。

団体によって金額は違ってきますが平均400万〜500万円が一般的と言われているよ。あくまでも平均ね。

まあ、大企業の平均収入よりも少し高い感じかな（1000人以上の大企業の平均給与額339万7000円）

どうなのこれ？安いよね。音大を優秀な成績で卒業して、色々なコンクールなどで入賞して、時間もお金も使って、400万ぐらい。

まあ、団体運営側から見ると、少なくとも40人ぐらいは正式団員としてかかえていますから、団員の人件費だけでも１億６千万円だからたいへん。

これは、地方の弱小オーケストラの話で、

日本のトップオーケストラと呼ばれているNHK交響楽団は平均1000万円となっており、団員の給与の高さ＝上手さに直結しているのは納得だよね。

低い方だと、山形交響楽団が383万円。これは平均給与だから、当然コンマスなどの重要ポストの人は平均以上で、バイオリンの後ろの方の人なんかは平均をかなり下回る。

だけど、それでも音楽家はオケに入りたがる。それは安定収入と、オーケストラに所属しているネームバリューを使えるからなんだよね。

生徒さんをとったり、ソロコンサートを開いたり、エキストラに行ったり、学校に教えに行ったり、○○交響楽団に所属　とあると有利なんだよ。

まあ、俺の知っている◯◯交響楽団の正式団員のNさんは、最近ウーバーイーツの配達員を始めたとFacebookに載っていたよ。大変だね。