バレエの撮り方
バレエの撮り方
【ご注意】このブログはVIDEO-GOISのスタッフに向けて、クラシック音楽に親しんでもらい、作品のスキルアップを目指してもらうことを目的として開始されました。そのストックを公開しているもので、表現や内容、考え方について専門的なものではございませんのであらかじめご了承ください。
我が社のバレエの撮影は多くが発表会なので、フォーメーションと手とか足とかフレームアウトしない というのが原則ではあるのですが、今回撮影するバレエ公演は、物語の演出も加わってくるのでものすごくカット割が難しいんです。
舞台上のあちらこちらで、同時にいろいろな事が起きていて、セリフがないので、状況を説明するために何気ない動きとかを抜いておかないと、全く意味がわからなくなってしまいます。くるみ割りの場合、特に1幕は家の中でクリスマスパーティーをしているので、もうごちゃごちゃしてて、どうやって整理するか悩むところです。
この時に重要になるのがルーズショットの空間の具合です。
ワンショットで踊っている時もこの空間の具合は重要なのですが、私は顔の表情を見てロングなのかタイトなのかを決めています。
意味わかるかな?
顔の表情で演技をしていますので、心の気持ちを表現しているときはできるだけタイト、全体に語りかけているような時にはロングぎみのアングルを採用しています。
外国の映像とかたくさん見ていますが、実は新国立劇場バレエ団のPVの空間の感じがとても心地いいので、みんなこれを見て参考にしてもらえるといいと思うよ。
今回は内容が薄くてごめんね。あまりバレエは詳しくないので、今度高野さんと色々話してみるね。
かっこいいの撮ろうぜ!
新国立劇場バレエ団のプロモーション
https://www.youtube.com/watch?v=c2SRjSAeoIw