コンチェルトって何?
コンチェルトって何?
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オーケストラや吹奏楽などのクラッシック音楽には、交響曲(シンフォニー)と呼ばれるものと、協奏曲(コンチェルト)と呼ばれる楽曲スタイルが存在しているんだよ。
その違いは、協奏曲は、ピアノやバイオリン、管楽器などのソロ楽曲がメインで演奏して、オーケストラが伴奏しているスタイル。
因みに伴奏と書きましたが、伴奏という言葉はクラッシックをやっている人は嫌がる言葉なので注意が必要です。ソリストと対等という気持ちが強いんです。
で、協奏曲の特徴は、ソリストが指揮者の横など前に出てきて、オーケストラをバックに演奏する事が多いね。みんなも見た事あるよね。
あと、カデンツァと呼ばれる、ソリストだけが比較的長く演奏する部分がある。このカデンツァは作曲者が自ら描くものもあれば、演奏者が自由に演奏する事もあったり、ソリストオリジナルの楽譜が出版されていたりなど、さまざま。
ジャスピアニストの小曽根真(まこと)さんがモーツァルトのピアノ協奏曲21番を演奏した時は、めちゃくちゃカッコいいアレンジでよかったよー。
あとね。協奏曲は基本的に3つの楽章で構成されている事が多いんだよ。
もちろんイベールのフルート協奏曲のように、単楽章のものもありますが、ほとんどは3楽章形式なので、覚えておくといいね。因みに交響曲はだいたい4楽章あります。
私が好きなコンチェルトは…。
たくさんあるけど、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番かな?
私がアマチュアオーケストラでフルートを吹いていた20年ぐらい前の演奏会で、この曲を演奏したのですが、その時のソリストが、今の奥さんでーす。笑
チャイコフスキー/ピアノ協奏曲第1番
https://www.youtube.com/watch?v=hNfpMRSCFPE