メンデルスゾーンの話
メンデルスゾーンの話
【ご注意】このブログはVIDEO-GOISのスタッフに向けて、クラシック音楽に親しんでもらい、作品のスキルアップを目指してもらうことを目的として開始されました。そのストックを公開しているもので、表現や内容、考え方について専門的なものではございませんのであらかじめご了承ください。
昨日、愛知芸術劇場コンサートホールで開催された名古屋シンフォニア管弦楽団の演奏会で、メンデルスゾーンの交響曲第3番「スコットランド」がメインプログラムとして演奏されたんだけど、
この曲をよく知っているという人は、クラシックのことを結構知っていると思ってもらっていいと思うよ。
私はこの曲と出会ったのは、高校生の時ににフルートを習っていたのですが、その時の先生がプロオケの事をよく話してくれて、オーケストラのフルートのオーディションでメンデルスゾーンの「イタリア」の冒頭部分がよく課題として出されるんだよ。と教えてくれた。イタリア交響曲のことはなんとなく聴いたことはあっても、ちゃんと聞いた事がなかったので、自分でCDを買ってきたんだ。
そのCDに一緒に収録されていたのがメンデルスゾーンの交響曲第3番「スコットランド」だったんだよ。
今のようにYouTubeがあるわけでもないので、スコットランドがイギリスの上の方というのは、地球儀を見てわかってはいたものの、どんな国なのかは全く想像すらできていなかったのね。でも北欧のなんとなく晴れの少ない、どんよりした雲の下、森の高い木が風に揺られて寒々しいイメージは、この曲の冒頭部分からイメージしていたんだよ。子供の頃に見たムーミンの影響かな?
まあ、大人になってからスコットランドの写真や映像を見て、すごく綺麗な場所だという事がわかり、ちょっと勘違いしていた感は否めませんが、まあ、森田青年はこの曲からスコットランドをイメージしたわけ。
残念ながら、この時にはこの曲に強く関心を抱くことなく、以来あまりこの曲を聞く事がなかったのですが、10年ぐらい前かな?ゴイスでこの曲を収録する事があって、総譜を見ながらこの曲のことを事前に勉強していたわけよ。そしたら、この曲の良さというか、なんかハマってしまい、今はものすごく好きな曲になってしまいました。
この時からメンデルスゾーンの交響曲(全部で5曲)を聴きまくって、大体1週間に1回は交響曲1番から5番まで全部を聴いているというぐらいハマりまくっています。
今回コラムを書くにあたり、メンデルスゾーンのことを少し調べたので、紹介するね〜
メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」
https://www.youtube.com/watch?v=_HX_jF1_Tgc