ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調 作品67「運命」

ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調 作品67「運命」

ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調 作品67「運命」

2023/07/10

【ご注意】このブログはVIDEO-GOISのスタッフに向けて、クラシック音楽に親しんでもらい、作品のスキルアップを目指してもらうことを目的として開始されました。そのストックを公開しているもので、表現や内容、考え方について専門的なものではございませんのであらかじめご了承ください。



さてさて、この曲はみなさんよく知っていますよね。全楽章は聞いた事なくても、冒頭のジャジャジャーンは聞いたことあるよね。


この世界一有名と言っても過言では無いベートヴェンの運命。この曲がどんな経緯で書かれたのか?ベートヴェンは何を思ってこの曲を作ったのか?そんなことを知れると、きっとつまらないと思って苦手意識のある人でもクラシック音楽を楽しめるかもしれないよ。


この曲は4楽章で構成されていて、全部聞いても35〜40分ぐらいだから、一回全部聞いてみてくれる?


さてこの曲をベートーヴェンが作曲したのは、彼が37歳ごろ。第6番『田園』と同時進行で制作されていたらしいよ。


因みに、初演は田園が完成した時なんだけど、この時のプログラムには、交響曲第5番『田園』

後半に交響曲第6番(今の運命ね)と書かれていて、今と逆なんだよね。その後、運命の方が先に書かれていたことが判明して、交響曲第5番『運命』、交響曲第6番『田園』と言うふうになったんだって。


因みに『田園』はベートーヴェン自身でタイトルを付けてますが、『運命』は彼自身がつけたものでは無いのだよ。彼の秘書のシンドラーと言う人が、ベートーヴェンにこの曲の冒頭部分ジャジャジャジャーンと言う四つの音のことをインタビューした時に、「このように運命は扉を叩く」とベートーヴェンが答えたとか答えなかったとか。それで、後に「運命」という表題を付けた、と言われているんだけど、どうもこれはシンドラーの改ざんらしく、真相はいまだに謎のまま。


だから外国ではあまり『運命』とは書かず、交響曲第5番としか表現しないらしいよ。日本だけなんだよ『運命』で通じるのは。



ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調 作品67「運命」全楽章 楽譜を見ながら聞いてみよう

https://www.youtube.com/watch?v=lpaoD23TlJs


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