木管楽器と金管楽器の違い

木管楽器と金管楽器の違い

木管楽器と金管楽器の違い

2023/07/05

【ご注意】このブログはVIDEO-GOISのスタッフに向けて、クラシック音楽に親しんでもらい、作品のスキルアップを目指してもらうことを目的として開始されました。そのストックを公開しているもので、表現や内容、考え方について専門的なものではございませんのであらかじめご了承ください。



吹奏楽経験者なら必ず一回はこの疑問にぶち当たったことはないですか?どんな回答をします?

木管楽器は材質が木でできていて、金管楽器は金属でできているから!と答える方が多いです。まあまあ、これも間違いではないのですが、じゃあ、フルートは?サックスは真鍮でできてるよね??


ネットなどで調べると「金管楽器は、トランペット・トロンボーン・ホルン・チューバなど、唇の振動によって音を出す管楽器をいう。 木管楽器は、唇を振動させずに音を出す管楽器」と書いてあります。


金管楽器はマースピースという部品を唇にあてて、息を吹き込む時にその唇をブルブル震わせて音を出し、その音を楽器に伝えて音色を出しているんだよ。だから、マースピースだけでも音が変わるので、音階を演奏する事ができます。


一方木管楽器は息は使うんだけど、唇は振動させないで音を出しているのね。リコーダーがわかりやすいかな?指で楽器に開いている穴を抑えない限り音階は変えられないよね。フルート以外の木管楽器はリードと呼ばれる木製の板があって、それを口で咥えて、息を吹き込むとその板が振動して音がでる。その音を楽器に伝えているんだよね。ちょっとやってみないと想像できないと思うんだけどこう言った回答が一般的。


実はもう一点大きな違いがあって、楽器の管の長さを変えて演奏するのが金管楽器で、木管楽器は管の長さは変わらないというのもあるんだよね。

どうゆうことかというと、金管楽器はピストンというものがあったり、トロンボーンはスライドがついているんだけど、ピストンを押すということは、息の流れを別の管のルートで音を出しているんだよね。まあ、これは演奏上補助的なもので、原則は唇で音は作るのですが、木管は管の長さを変えずに、指で穴を押さえることで音階が変わっていくわけね。これも大きな違いかな?


ただ、アルペンホルンは木製で、管の長さは変わらないけど唇を震わせて音を変えるから金管楽器なんだよね〜。


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