オーケストラと吹奏楽の違い
オーケストラと吹奏楽の違い
【ご注意】このブログはVIDEO-GOISのスタッフに向けて、クラシック音楽に親しんでもらい、作品のスキルアップを目指してもらうことを目的として開始されました。そのストックを公開しているもので、表現や内容、考え方について専門的なものではございませんのであらかじめご了承ください。
最近、採用面接の時にテストというか、ちょっとしたクイズをしているのね。
その中の問題に「オーケストラと吹奏楽の違いを答えよ」というものがあるのよ。
ねえ、みんな答えられるよね???
もし「・・・・」という人がいたら、こっそりこのコラムを読んで以前から知っていたことにしてね。
さて、その答えは。吹奏楽は管楽器と打楽器で構成されていて、オーケストラは管楽器と打楽器と弦楽器で構成されているということ。
ようするに、弦楽器がオーケストラにはあるけど、吹奏楽にはない。という事がまあ、代表的な答えなんだよね。
え?吹奏楽にもコントラバスやチェロ、ギターとかエレキベースが入っているじゃん!と疑問を感じた人!素晴らしい。
そうだよね。確かに吹奏楽コンクールなどで、コントラバスをよく見るんだけど、これはごく最近の話で、元々吹奏楽は軍隊で編成されていた事が中心だったので、
オリジナルのクラシックやアレンジ曲を演奏するようになって、よりサウンドを充実させるために弦楽器の一部が使われているんだよね。
だからバイオリンやビオラが入ることは吹奏楽の編成としてはまずない。なぜなら、作曲者が求めるサウンドにならないから。それなら管弦楽の曲を書くよ。
ということ。
ちなみに、吹奏楽で大活躍のサックスがオーケストラではあまり使われない、という答えも大正解です。
吹奏楽もオーケストラどちらも経験ある私としては、吹奏楽でのフルートは、結構人数が多くて音が合わない。でも吹かなくてもあまりバレない。という気が楽なところ。吹奏楽のために書かれたオリジナル曲を演奏するのは、アンサンブルの仕掛けが面白くて楽しかったな〜。反対にオーケストラでフルートは、基本的にソロ楽器なので責任が重くて、間違ったりサボったりするとすぐバレて気が抜けなかったな〜。でも充実感はオケの方が大きかったかな?
続く。