ベートーヴェンは女好き
ベートーヴェンは女好き
【ご注意】このブログはVIDEO-GOISのスタッフに向けて、クラシック音楽に親しんでもらい、作品のスキルアップを目指してもらうことを目的として開始されました。そのストックを公開しているもので、表現や内容、考え方について専門的なものではございませんのであらかじめご了承ください。
さて、ここまでベートーヴェンの闇の部分の話を書いてきましたが、実は若い頃は人付き合いが良く社交的な人物だったようだよ。
ベートーヴェンはドイツのボンで宮廷音楽家の長男として生まれているんだけど、父ちゃんが音楽家ということもあり、小さい頃からかなりスパルタで音楽の勉強をさせられていたようだよ。ピアノの練習ではいつも涙を流しながらやっていたとか・・・。
そのおかげもあって、モーツァルトに並ぶ神童と言われていて、11歳には教会のミサでのデビューをするほど。小さい頃からボンの人たちから注目の的だったようね。
ボンにいる頃には位の高い人たちと交流を深めたり、その後20代にはウイーンに移り住むんだけど、貴族や裕福な友人たちに囲まれて社交界に人脈を広げていったようなんだよ。
当然、神童と呼ばれた人物がこう言った華やかな場所によく出入りしていれば、女性がたくさん近寄ってくるのも頷けますよね。
ボンにいた頃の友人の話によると、ベートーヴェンには常に愛人*がいたそうで、しかも、男なら誰もが♡の目になる、でもとてもお近づきになるのは難しいと呼ばれる女性。
そうだな〜北川景子とか?
そんなハイレベル女子にもモテていたそうなんだよね。なんとも羨ましい。
ベートーヴェンは生涯独身だったんだけど、それは顔が怖いんじゃなくて、若い頃に遊びすぎた?
って事じゃなく、20代後半から耳が聞こえなくなって社交界から遠のいた事で、女性とのお付き合いも少なくなっていたんだと思う。
でも、それ以降も多くの女性と親密になっていた記録はあって、まあ、パトロンなんですが、貴族の奥様との不倫など色々逸話が残っているんだよね。
パトロンが同時に何人もいたから結婚できなかったのかな?
*文献には愛人と記載があるが、不倫相手という意味ではない。戦前は愛人=愛する人という意味で使われており、戦後 太宰治が『斜陽』にて不倫相手のことを「おメカケ」や「愛人」と表現したことが始まりとされている。今回は文献通りの表現とした。